■大柿柴保さんアメリカ日記■
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8月14日(土)
今日はサンフランシスコで試合があった。1週間練習してないがなんとかなるか。不安でいっぱいだったが、ふみさんと楽しめそうな予感がした。本日私がエントリーしているのは2種目。2つ共ふみさんとのダブルスである。サンタローザを7時30分出発。途中サンフランシスコの図書館に寄り9時ちょうどに体育館に到着。急いでエントリーの確認に行くと何やらおじさんがふみさんと話をしている。そのおじさんが「おー君がogakiか」と。なんだか嫌な予感がした・・・。
予感的中!アメリカは1人1人レーティングというものを持っている。日本は年代別されている大会が多いが、こちらは年齢はほとんど関係なく(年代別もあるが)レーティング別の試合が行われる。レーティングだが、アメリカの最高で2600前後である。世界トッププレーヤーで2800〜2900といったところか。本日ふみさんと私は2800以下(2人合わせて)と3200以下のダブルスに出場することになっていた。私はどんな強さであれまだアメリカで試合に参加したことないため、公式なレーティングは持っていない。だからシメシメと申し込んだのだが・・・。あの、ピーターが組織の人間に私に負けたということを話したらしく、ピーターのレーティングは2000以上だから、それに勝っているogakiはそれ以上あるはずだ、というのが向こうの言い分。ふみさんのレートは1400前後だから、私が2000だとしても3400。当然、2800以下と3200以下には出場できない。そんなわけで、本日の試合には出れないことになってしまい、ここで、あの新ちゃんがピンチヒッターで私の代わりにふみさんとダブルスを組んで試合をしたのである。55歳のふみさんと10歳の新ちゃんのペアはとてもかわいらしく見えた。それでも、2800以下で1回勝ち、2回目はもう決勝。ということは4組しか出ていなかったということだ。決勝の相手は白髪のおじいちゃんペアだった。勝てると思ったのだが、そのおじいちゃんペアもなかなかしつこく勝たせてはもらえなかった。アメリカの試合は面白い。ふみさんは今日だけで4種目に出場した。今日は全てトーナメント方式で試合が行われ、また参加人数も少なかったので可能だろうと思ったが、なんだかすごいと思った。ちなみに明日私は3種目に出場します。大丈夫かなぁ。
また、参加している人は小さな子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで。服装は自由。Tシャツにジャージ、ユニフォーム、ジーパンはいたままの人もいたくらい。雰囲気は中学校の体育館で町内大会というような感じ。ゼッケンなどない。しかも照明が少ないため薄暗い。荒木先生がしきりに「ここは穴倉だ。」とこぼしていた。それにスゴイ!あちこちでいろんな言語が聞こえてくる。英語、ロシア語、広東語、北京語・・・そして私たち日本語。
気軽に参加できるので、アメリカで卓球大会があったら是非参加してみてはいかがですか?
さ、明日は頑張ろうっと。
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これが卓球の試合会場 →
確かに暗いんです・・・
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8月15日(日)
今日は7時30分起床。8時45分にふみさんが迎えに来てくれた。道中、朝からペラペラ話をしながらサンフランシスコへ向かうのだった。その際はたくさんの放し飼いされた牛達やかぼちゃ畑、ワイン用のぶどう畑を横切る。私はサウサリートを過ぎた山間からゴールデンゲートブリッジが見える瞬間が好きだ。霧の中の赤に染まった橋は美しい。それを見ると目が覚める。本日もそれをしっかりと見て、会場に向かう。日曜日のため車が少なく10時前に到着。今回私がダブルスを組ませてもらう荒木先生も丁度到着したところであった。
会場に入るとすぐに試合が始まった。最初はopenダブルス。名前の通り誰でも参加できる。そのためレベルが高い。組み合わせは特に発表がないため、何組出場しているのかさっぱりわからない。知りたいのなら本部に行き、勝手に組み合わせを見る。これがこの大会のスタイル。1試合目は中国系の男性2人のペア。1人は右シェークで1人は右ペン表。見た感じ強そう。こちらもあたふたしながら試合を行ったがなんとか3−1で勝った。予定通り、予定通り。しかし、私は久しぶりの緊張の中の試合のため、体が思っていた以上に疲れてしまった。今日は3種目に出場するのに、これじゃ体力がもたない!と、すぐに不安になった。そんな不安の中2試合目。本部で覗き見したところ、これは準々決勝ということがわかった。また中国系男性2人。1人は左ペン裏、1人は太ったおじさんで右ペン表。おじさんだと思いラッキーと思ったが、左の男性がメチャメチャ強い。ただ者ではないことがすぐにわかった。案の定、昔中国でプレーしていてカリフォルニアでは相当有名な人らしい。こちらも相当必死で戦ったのだが、彼のレシーブやら打法(どこに来るかわからない)に振り回されあっけなく負けてしまった。openダブルスはベスト8で終わった。
女子シングルスは6人の参加。少ない。2グループに分かれリーグ戦。実は朝会場に赴くと既に組み合わせが貼られていた。3人づつに分かれてリーグ戦を行うのだがなんと私とふみさんが同じ組になってしまっていたのだ。それを見るやいなやふみさんが「ちょっと本部行って組み合わせ変えてもらうわ。」と・・・。え?もう決まって張り出してあるのに一個人の意見で組み合わせって変えられちゃうもんなの?!
・ ・・できちゃうらしい・・・。と思っていたら、今度はミーシャのお母さん(彼女もプ
レーヤー)が一言。「私はあの中国人選手とやりたかったのに、変えられちゃ困る。」と。その後、すぐにふみさんとミーシャのお母さんで本部にかけていったのでした。試合が始まるやいなや、きちんとお2人の思い通りの組み合わせになっていたのでした・・・。アメリカ(いや、この試合)っておもしろいところだなぁ・・・。皆さんも外国で試合をするときはダメ元でも言ってみるもんですよ。
さて試合開始。まずは左利きの中国系選手。きっと笑えばかわいいのに、ずっとムっとしてにらんだままだ。無表情。この手のタイプは苦手だが3−0で勝った。次はミーシャのお母さんと。また3−0で勝った。次はいよいよ決勝。右ペン表ソフトの中国系選手。しかしこの時私は既に体力の限界を感じていた。まだ4試合しかしていないのに・・・。その試合では1セット目勝っていたにもかかわらず挽回されて負けてしまった。私はまだ混合ダブルスにも出場することや、既に体の限界が来てることを思うと思うようにプレーができずストレートで負けてしまった。客席に帰り荒木先生と出場する混合ダブルスの準備をしているとさっき戦った中国選手が私のところにやってきて、「7セットマッチだからまだ試合しなくちゃいけないんだって」と言うのである。え〜!もうやりたくないよー、と思っていたら、私のホストファミリーであるDANISとKARENがサンフランシスコに来たついでに私の応援に来てくれたのである。うれしい!すぐ後ろで2人が見守っていてくれるかと思うと本当に嬉しかった。その後、おまけの試合(おまけじゃないが)は2セットは取ったものの次のセットが敗れてしまったため結局2−4で負けて2位だった。(2位は40ドルの賞金が出た。ちなみに1位は100ドル)
あ、それからこの試合に3、4位はなかった。決める必要はないようだ。
女子シングルスが終わると本日の私の最終種目である混合ダブルスが始まった。コートに入るやいなや、さっき女子シングルスの決勝で戦った中国系選手の組である。またやるの〜?確かに参加者が少ないからおんなじ人とばかり当たる。(他の人もそうである)
でも3−1で勝った。さっきの屈辱をはらしたぞ。試合が終わって私がぼそっと、「混合ダブルスは何組出てるんだろう?」というと、ふみさんが「5組だって」ひょえ〜!そんだけ?てなことで、1回やっただけで2位は確実。次はいよいよ決勝であった。
決勝の相手は強かった。ナショナルチームに入っているという左シェークのアメリカ人少年とベトナム系の右シェークの女の子。2人は恋人同士だそうだ。試合をする前に何か負けているような気がした。(笑)1セットは取ったもののやっぱり負けてしまった。でも2位。荒木先生と私、それぞれ25ドルずつ賞金がもらえた。
私たち全ての試合が終わったのは夜7時。7時とはいってもまだまだ明るい。日本の4時〜5時ぐらいの感覚だ。その後、お疲れ様会でみんなでサンフランシスコの中華街に行っておいしい中華料理をたらふく食べたのであった。歩くのが困難なほどに体は疲れきってしまったが、楽しい1日だった。
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サンフランシスコオープンの会場
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大会に参加した日本の選手たち!?
(左からふみさん、荒木先生、私)
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8月27日(金)
実はなおちゃんは23日にバークレーへと引っ越してしまった。しかし、今日はサンフランシスコでなおちゃんと待ち合わせ。指示された通りのバスに乗り、2時間半かけてサンフランシスコのダウンタウンに向かった。5thストリートのバス停でなおちゃんが待っていてくれた。安心。今日は待ちに待ったアルカトラズ観光。なんだか昔から興味があってたまらない。少し歩いて、ケーブルカー乗り場へ。ここは観光客がいっぱい。日本人もたくさんいる。なんだかアメリカって感じ。(サンタローザももちろんアメリカって感じだが)さてケーブルカー(パウエル−ハイド線)に乗車。脇の手すりにつかまる。ここを狙っていたら、ここが空いていた。今日は霧のサンフランシスコも久しぶりの猛暑。ジリジリ太陽が照らす中、手すりにつかまるなおちゃんと私はとても爽快。いい体験をしたよ。ケーブルカーと記念写真をパチリ。
さて、ケーブルカーの終点はフィッシャーマンズワーフの目の前。潮の香りと汽笛の音、たくさんの観光客においしい食べ物の匂いが漂う。まずは腹ごしらえ。有名な「スコマズ」でシーフード三昧。ボリュームたっぷりでおいしかった〜。
さて次なる場所はアルカトラズだ!胸ワクワクチケットを買いに行くと、な、な、なんと!日曜日の夜6時半のチケットまで既に完売しているという。30分に一度の割合で船が出ている。そのため定員制なのだ。行けないの〜?!まぁ、行けないんだからしょうがない。そこで、なおちゃんが気をきかせてくれ、その場でチケットの電話予約をしてくれたのだ。次の金曜日に出直すことにした。アルカトラズのためなら、2時間半のバスに乗ってでもこのサンフランシスコに来るぞ。このチャンスを逃したらこの先後悔してしまう。
てなことで、ブラブラと散策が始まった。私のバスの時間もあるため、正直ゆっくりはしていられないのだ。なおちゃんが住むバークレーはサンフランシスコからバートという電車に乗って30分くらいの場所なので比較的近い。
この先のことは文章を省かせていただきます。
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なおちゃんとイタリアンレストランにて
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アルカトラズ島にて
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〜なおちゃんアメリカ滞在おもしろ話〜
�� それは6〜7年前。その当時、日本、アメリカではマライヤ・キャリーが流行していたそうで、なおちゃんはアメリカに来てまず初めに買おうと思ったCDがマライヤのものだった。友達にそのCDを見せてもらい、いざCDショップへ。するとなおちゃん「あのーう、マリア・クレイのCDありますか?」と言ったそうで、店員さんは困っていたそうです。友達にCDは見せてもらったものの読み方がさっぱり違っていたとのこと。今は英語が流暢ななおちゃんもそんな時代があったんだなぁ。ちなみにそのCDショップの店員さん、なおちゃんが「マリア・クレイ」を連発していても、困りながらマライヤのCDをなおちゃんに差し出してきたそうです。BINGO!
�� ダウンタウンを歩きながらさりげなく私が「ねえなおちゃん、アメリカの郵便ポストってゴミ箱みたいだよね〜」って言ったら、なおちゃん、「(ゴミ箱)みたいっていうより私アメリカに来てから1年間、ポストをゴミ箱だと思ってて、コーヒー飲んだ時のカップやアイスクリームのゴミ、なんでも捨ててたんですよ。その時投函した人の手紙はたぶんベトベトグチャグチャだったと思います。いやー申し訳ないことしてましたー!」ですって。結構ウケル、なおちゃん。でも他にも同じことしてる人絶対たくさんいるはず!これがアメリカのゴミ箱、あ、違った、郵便ポストです!
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アメリカのポスト→
確かにゴミ箱みたい
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